何冊かキンドルで小説を読んだことがありますが、文庫本を読み終えた時のカタルシスにはかないません。
読み進むにつれ、右手に伝わっていく紙の厚みと、ここまで読んだという充実感
左手の薄さと共に、この物語ともお別れが近いと感じる悲しさ
この感じは、キンドルでは味わえません。
そんな充実感が特に味わえる厚さの文庫本と言えば、京極夏彦さんの作品ではないでしょうか
とにかく持っている手が疲れて、手首を鍛えながらの読書となります。
一つ残念なことがあります。
それはお気に入りの、エイジングが進んで手になじんでいる革製ブックカバー達が使えないってことです。
そこで苦肉の策
広告を使ってブックカバーにしました。
どーです この厚さ 持って歩くのは異常です。
しかし、しばらくして妻からクレームが入りました。
「こんなデザインのものを居間に置いておくな」
「おうおう 何がシワ改善は完成形だ いい加減にしろ」
これを使えと言われリニューアルしました。
英字新聞風のデザインです。
カフェで意識高い系を装うにはピッタリとなりました。
これで何処へもっていっても読むことができます。
この英文どういうことが書いてあるんだろう・・・・気になる